ぶりが提供するVIEWはOracleでインデックスが効いてない

ぶりが提供しているOracle用のDDLでは、TIMESTAMP型の扱いに誤りがあるため、VIEWでインデックスが効いてないものがあります。
VIEWの定義中、TIMESTAMP型であるprocessDateカラムをCURRENT_TIMESTAMPと比較しているところがありますが、CURRENT_TIMESTAMPはTIMESTAMP WITH TIMEZONE型です。
Oracleでは、TIMESTAMP型と、TIMESTAMP WITH TIMEZONE型は別の型です。暗黙の型変換が入るため、「processDate > CURRENT_TIMESTAMP」では、processDateに張ったインデックスが利用できません。
というわけで、ぶりをOracleで利用している場合は、CURRENT_TIMESTAMPを、TIMESTAMP型であるLOCALTIMESTAMPに修正する必要があります。この辺りの詳細は以下のページが参考になります。
CURRENT_DATE、CURRENT_TIMESTAMP - オラクル・Oracle SQL 関数リファレンス

あと、ぶりの権限管理を利用する場合は、BuriStateUserのdeleteDateカラムにインデックスを張りましょう。BuriPathDataUser、BuriPathHistoryDataUserビューのパフォーマンスが改善します。